ワーキングメモリと言葉の学習に取り組む中で、クライアントの皆さんの成長を見守っています。

先月は、形の短期記憶を鍛えるワーキングメモリの学習に焦点を当てました。単語よりも形の記憶に苦手意識を持っているようで、最初は難しいと感じられていましたが、その難しさに立ち向かい、頑張って取り組んでくれました。最初の試行では、視覚だけで形を覚えて3問正解し、2回目には形を書きながら全問正解するなど、素晴らしい進歩が見られました。また、形を他の物と結びつけることで、記憶力も向上している様子が伺えます。

言葉の学習では、ふわふわ言葉とちくちく言葉の学習を行いました。どちらも4つの言葉を考え書き込む課題では、特にふわふわ言葉に苦労されているようでした。例えば、「一緒に行こう」がふわふわ言葉かどうかに自信を持って答えることができない様子がうかがえました。これからは、クライアントの皆さんが自信を持って答えられるよう、しっかりとサポートしていきます。

療育サポートこばるとでは日々、皆さんの成長が感じられています。今後も、柔らかく温かいサポートを心がけながらサポートに励んでいきます。